元ガソリンスタンド物件の土地活用例

blur image of gas station at night

「有休」とは、「有給休暇」の略で、給与対象となる休暇のことを指します。それではなく、「遊休」というのをご存知でしょうか?土地に係る形容詞で、「遊び、休ませている」土地のことを指します。どのような用途にも使われてない土地はすべて「遊休地」です。今回は、この遊休地でコインパーキングを設置して、経営に成功しているオーナーの体験談をレポートします。

Nさんは、元々は親の経営していたガソリンスタンドですが、継がなかったことと、石油価格の高騰によりガソリンを売っただけの利益ではやりくりできないこと、そして40年モノのガソリン用貯蔵タンクの交換が義務化されその期限が来てしまうことが重なり、廃業することを決めました。ガソリンスタンドは一昔前は儲かる土地活用とされてきていましたが、同様のケースで廃業せざるを得ないところが全国でも後を絶ちません。実際には、それ以外にも若者の車離れ、エコカーの普及など衰退の原因はいくつもあります。

また、ガソリンスタンドだった土地の多くは、交通量が多い土地であることが大半です。最近では、取り壊し費用を節約するために「居抜き物件」として貸し出す場合もあります。ガソリンスタンドは充分な駐車場スペースもあれば、耐震防火性に優れていることもあり、居抜物件として人気があります。元々、土壌汚染などのせいで売却がしづらく、実際に、Nさんは最初売却の話がまとまりかけましたが、Nさんのガソリンスタンドが土壌汚染してたわけではないものの、近くで土壌汚染がニュースで取り上げあれたせいで破談になった経緯がありました。そのため、アスファルトで固めれば問題はないというものの、店舗用地で貸し出した後の土壌汚染トラブルなども考えるとあまり積極的に居抜で貸すという考えにはならなかったようです。

そんなNさんが選んだのは、駐車場経営です。駐車場は、大きな利益は生まないものの、初期投資が少ないうえに、安定した収入が実現しやすい土地活用方法です。駐車場には「月極」「コインパーキング」がありますが、Nさんのガソリンスタンドは駅などからは離れていたものの、大型の買い物施設があることからコインパーキングを選択しました。契約は、大手のエヌ・ティ・ティ・ル・パルクで行ったため、設営から運営まで手放しでお願いできて、なんの不安もなかったそうです。今では、元々の資産運用で増やした資産と駐車場経営での低収入だけで悠々自適に暮らしているそうです。

以上、Nさんの土地活用レポートになります。全国的に、個人経営のガソリンスタンドが問題化しているので、このケースは一つの見本になるのではないでしょうか。