職場が変わったり、より家賃の負担を抑えたかったりすると、新しい賃貸のお部屋に引っ越しをすることを考えます。すぐにでも引っ越しをしたいところですが、一般的に賃貸のお部屋は2年契約なので、一度契約したら2年は住み続けなければなりません。2年経たずに退去する場合は、違約金を求められる可能性があるためです。
少なくとも2年は住み続けるために、後悔しないお部屋探しをしなければなりません。
こちらでは、水商売の女性を対象に、賃貸のお部屋を探す時のチェックポイントについて解説します。

【チェックポイント1】防音性の高さ
水商売の女性はシフト制の方が多いので、朝に眠って夜に活動するという方もいるかもしれません。そのような方は、賃貸のお部屋の防音性について、しっかりチェックしましょう。防音性が低いお部屋だと、隣に住んでいる方に生活音が聞こえてしまい、トラブルの原因になります。反対に、隣の方の生活音が気になって、昼間、満足に眠れないなどの可能性もあります。
防音性が高いと言われるのは、鉄筋コンクリート造(RC造)のお部屋です。次いで鉄骨造のお部屋です。ただし鉄骨造の場合、軽量鉄骨造はそこまで防音効果はありません。重量鉄骨造を選びましょう。
他の条件が同じ場合、防音性が高いほど家賃も高くなるので、その点もご注意ください。
【チェックポイント2】セキュリティの高さ
女性は男性に比べて、トラブルに巻き込まれがちです。特に水商売の女性は、ストーカーや付きまといなどのトラブルに遭いやすいと言われています。安心して生活するためには、セキュリティ面をチェックして、セキュリティがしっかりした賃貸のお部屋を選びます。
セキュリティが高いと言えるのは、オートロックがある建物や、防犯カメラが設置してある建物などです。お部屋単位なら、3階以上のお部屋が望ましいです。よく2階以上なら安心と言われますが、2階だと木を登って侵入される危険性があるので、できるだけ3階以上の階が高いお部屋を借りましょう。
【チェックポイント3】審査の通りやすさ
水商売の方は、ライフスタイルが一般の方と異なることや、収入が不安定なことから、入居審査に通りにくいと言われています。せっかく良いお部屋が見つかったのに、審査に落ちてしまったという経験をしたことがある方も少なくありません。このようなケースを見越して、あらかじめ審査の通りやすさをチェックします。審査に通りやすい不動産会社を利用したり、審査が緩い賃貸のお部屋を希望したりしましょう。

不動産会社自身が大家をしている賃貸のお部屋は、入居希望者の相談にのって、職業や収入に関係なく、お部屋を貸してくれる可能性が高いです。ポータルサイトなどでお部屋を探す時に、水商売の入居を許可しているという条件でお部屋を探すのも方法の1つです。
審査に通るためには、不動産会社に行く時の服装や態度なども関係します。印象が悪いと、収入に問題がなくても入居を断られる可能性があります。こちらのコラムのように、水商売向けに賃貸の審査に通る方法を解説しているコラムがあるので、不動産会社に行く前に確認しておきましょう。