マンション売却の為には見積り

ポストに投げ入れられるチラシを見てはうちに関係ないと眺めていただけだったが、まさかの転勤でこれが役に立つとは正直思わなかった。サラリーマンになって20年、ようやく手に入れたマイホームではあったし単身赴任という手も考えたが、妻もついてきてくれるというし、子供達も新生活に前向きだ。思い切って売却を決断した次第である。
不動産会社まかせでもいけないと、自分でも付近の相場を住宅雑誌などで見ているが、新築で無いのは当然だがさすがに10年経っているとどこでもそれなりの値下がりを見せている。現実を目の当たりにし少々がっかりするが、落ち込んでも居られない。行動あるのみだ。マンション売却を実際にどこに頼むかはまだ分からないが、今の時代店頭広告や新聞の折込広告だけでなく、大体の不動産会社がインターネットでも広く買い手を募っているのが主流のようだ。査定も当然インターネットで出来てしまう。住所や広さ築年数など必要な情報を打ち込めば瞬時に査定価格がはじき出されるという仕組みだ。勿論査定であるのでこれで売れると決まったわけでは無いが、前知識として頼りになる情報だ。
不動産会社にも見積りを頼まねばならない。ひとつの会社からではなく、いくつかめぼしい所に頼もうと思っている。不動産会社によっても見積り金額の違いがあると知ってからは慎重に選ぼうと思っている。勿論こちらの都合のよい高い見積りではなく、現実的に売れる線を把握しその上で高く売れる算段を取ってくれる所を選ばねばならない。
そして売ると決めたからには部屋の隅から隅まで掃除も必要だ。ちょっと大変だが世話になったマンションだ。家族総出で乗り切ろうと思う。少しくらい価格に上乗せも出来るかもしれない。
忙しくなるが、笑顔で次の赴任地に行く為にもしっかり乗り切ろうと思う。