注文住宅を建てる際に依頼する先として建築家やハウスメーカー、工務店が挙げられますがそれぞれに特徴があって長所や短所があります。満足の出来る注文住宅づくりが出来るように、良い工務店選びのポイントをいくつか挙げてみます。
工務店の場合、設計と施工を分けずに担当が営業から設計、現場の監督までを兼任している場合が多いので、中間に業者を介さない分、家づくりのプランを反映させやすいと言えます。ここでじっくり工務店選びを考える際にどういうところを見て選ぶと良いでしょうか。まずは調べやすい工務店の基本情報を把握してみると良いでしょう。建設業法にもとづいた許可業者であることはもちろん、専門資格を持った人がいることや建設現場から近くにある工務店であることが望ましいでしょう。また以前その工務店で家づくりをした友人や知人の紹介があれば有力な情報となります。インターネットを使って口コミの情報を探すことも有力な手掛かりになります。
実際に訪問した時にもチェックしておきたいポイントはあります。担当者の説明を聞いた時に得意分野やこだわりを持っている工務店なら特徴が分かり印象も良いでしょう。豊富な提案が出来て明細の見積もりがちゃんと出来る工務店であることにも注目しておきたいところです。契約約款、図面、見積書を揃えて出せる工務店なら今後も信頼して依頼が出来るでしょうから良い工務店選びの候補となりうるでしょう。
工務店によって変わるのは、デザインやコストだけではありません。素材・設備などのディテール面もかなり違ってきます。素材や設備は住みやすさに直結しますよ。具体的には、素材は自然住宅とか煉瓦とかで、設備というのは耐震・制震などです。そういったものをどこまで対応できるかなども工務店を選ぶ際のポイントですよ。